開業の挨拶

本日は『アナタビ宮古島~あなただけの旅語』のウェブサイトにアクセスいただきありがとうございます。

私は長年外資系生命保険会社で勤務をしていましたが、この10年間は仕事の悩みが多く、仕事から生じるストレスは旅行で発散させていました。9年前偶然入った那覇のバーで宮古高校の教師の方と知り合い、翌週初めて宮古島を訪れました。今まで見たことがなかった青い海と青い空に感動し、会う人会う人、みなさんの優しさに触れとても癒されました。それから年に数回、多いときは年に10回ほど、リフレッシュ目的で宮古島を訪れ、その度に元気になって東京に帰っていました。晴天よりも、曇天・雨天の時のほうが多かったと思いますが、それでも毎回楽しかったのは人とのふれあいがあったからです。

2019年一念発起し、会社の自己啓発プログラムを利用するため1年間休職。得意ではなかった英語を真剣に学びたかったからです。オーストラリア、ゴールドコーストにあるGriffith Collegeに留学。約1年間、ホテルマネージメントとツーリズムなどを学びました。

渡豪し、大学に入学はしたものの周囲は18歳の学生たち。最初は私も戸惑い彼らも戸惑っていましたが、徐々に勉学に年齢は関係ないと思うようになりました。1年間勉学に励む中今後の人生をどう歩んで行くかを考え、近い将来は学生時代から働きたかった旅行業に従事することを決意しました。そこで帰国後間もなく勤めていた会社を退職、1年間の準備期間を経て2021年10月1日に旅行業を開始することとなりました。

私がやりたい旅行とは“人と人をつなぐ旅”です。

それは今までの私の宮古島の実体験がベースとなっています。宮古島の海はもちろんきれいです。海を見ているだけで疲れがとれ、気持ちも癒されます。ただ、せっかく来島されたのですから、島の人とふれあっていただきたいと強く思います。島の人と話をすることで、いっそう宮古島に興味を持っていただき、そしてまたいつか戻ってきていただきたいのです。

そこで考えたのが島の人にツアーホスト(みやこンシェルジュ)を務めていただき、みなさまに特別な体験をしていただくオリジナルツアーです。

まだ開業して間がなくツアーの数も限定されていますが、今後はエコ体験や食べ物の大切さを学べるようなツアー等も取り入れて行くつもりです。宮古島のすばらしさ、尊さを多くの人に伝えていくことで、私たちが愛する宮古島の青い海や豊かな自然が100年後も200年後も維持されて欲しい。そういった使命感を持ってこのビジネスに取り組んで参ります。

アナタビ宮古島~あなただけの旅物語

代表 愛川直樹